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同人ソフト紹介~vol.27~『ノルカソルカ』

記念すべき第27回目は【郷愁花屋】さんの『ノルカソルカ』及び『ノルカソルカ ~短編集~』です。
ジャンルはオリジナルビジュアルサウンドノベルとなります。ヾ(*'¬'*)ノ
※こちらは個人制作のフリー作品です。

郷愁花屋

【メインビジュアル】(クリックで制作者サイトへ)
『ノルカソルカ』メインビジュアル

【以下、作品ページよりストーリー引用】


“鬼を探してほしいんだ”

迷い込んだ神社で天狗が言う。

12月22日。
冬至。
最も影の長い日。

動き出す影の住人。
夜の鬼ごっこ。

“鬼を探し出してくれたら、願い事をひとつ叶えてやろう”

幸せになりたい主人公、幸は長い夜を駆け抜けていく―――。


>作品概要
webにてフリー公開されているサウンドノベルです。
ノベル系には珍しく(?)メッセージウィンドウが画面上部にあるのが特徴。
とことん薄幸な少女、幸(しあわ)。
彼女の視点から物語は始まり、一通り読み終えると今度は他の人物からの視点で物語を見直せるようになります。いわゆるザッピング形式です。
選択肢は物語序盤には一切登場せず、終盤に差し掛かると幾つか登場し、その選び方によりエンディングが変化します。
短編集には選択肢はなく、本編の過去編6つと後日談1つが収録されています。

>グラフィック
イラストは『confeitoo*』の茶久こたつさんです。
confeitoo*
BGM、背景、ゲームエンジン以外は一人作業とのことなので、こちらは作者のムシロさんのイラスト用の別名義かと思われます。
過去ログなど一通り見てみた感じでは恐らく同じ方かと。
または、茶久こたつさんのシナリオ用の名義が"ムシロ"なのかな?

>音楽
BGMは基本的にフリーのものを使用されています。
作者のムシロさん自身が制作されたBGMも一部使用されているもよう。
OP曲として使用されているのはSENTIVEさんのフリー楽曲素材集SLOS、#2005のNo.12『dischord ( lo:mix )』です。

>web配布
Vectorにて本編公開中です。
ノルカソルカ
ノルカソルカ ~短編集~
他、サークルさんサイトにておまけの四コマ漫画などが公開されています。

>感想
不幸体質な主人公がある日天狗と出会い、願い事を一つ叶えてもらう代わりに鬼探しの手伝いをするというお話。また、それと時を同じくして、一部の妖怪たちが人間に取り憑き内に秘めた強い思いのため各々行動し始めます。
そんな妖怪たちに取り憑かれた人間たちが、突然巻き込まれた非日常を通して、日常の中にある小さな幸せに気付き、見つけていく物語でもあります。
主人公の話を一通り読み終えると他の人物が解禁。それぞれの視点から物語を読み直すことができます。
展開としてはどの人物の視点においても最初はバッドエンド風に終わり、終盤になると選択肢が出現するのでそれらから得た教訓を活かしつつバッドエンドを回避するため随時選んでいくといった形ですね。
ザッピングの使い方も上手く、思わずなるほどと納得するものが多々ありました。ザッピングではこういった言動の理由がわかったときのすっきり感が好きです。
短編集には本編の過去編に当たる短編六編が収録されているのですが、どれも本編を補完するものとなっており短編だからといって侮れません。
具体的には本編が人間サイドの話だとすると、短編は本編に登場する妖怪の生い立ちやら存在理由などを描いたものです。
本編に登場する妖怪たちが好きになれたのならこちらもぜひ。
本編、短編共に人物の内面や心情の描き方がとても上手な作品です。

>ネタばれ感想
>ノルカソルカ
初めは幸の祖母の浪費癖や栞の配慮の足りなさなどに苛立ちを覚えもしましたが、それぞれ幸を思っての言動だったとは露知らず。(´・ω・`)
まぁ、それらは全部裏目に出てしまったとはいえ、最終的には幸せになって良かったと思います。
聖と幸が兄妹とは気付きませんでした。この作品は意外なところでキャラ同士が繋がっている点が面白いです。世間は狭い的な意味で。
しかし、妖怪たちみんないい人(?)ですね。元々は体を乗っ取るつもりで近づいてきましたが、最後は鬼との約束を破棄してまで助言してくれましたし、大本の性格は優しいのでしょう。
妖怪で好きなのは雪女かな。ラストの消えてしまうシーンは、某漫画のごとく、人の優しさ、温もりによって溶かされたのだと思いたい。でも、見えなくなっただけでそこにはいるよ的な。バッドエンドにあった体が浮遊感に包まれ空を見上げるという葵の状況は、雪女の影になってしまったたことを表していたのか。そのことは目連さんが霞にした影になってもらう発言などでわかるようになっている辺りが上手いですね。
五感はそれぞれ、雪女が味覚、目連さんが嗅覚、コンさんが聴覚、タマが視覚、鬼が触覚を奪う手筈だったのかな。葵が醤油入りコーヒーに気が付かなかったのは、単に味覚音痴だったのではなく味覚を失い始めて感覚が鈍くなっていたことが原因?
あと、円の笑い方は後に母親によって矯正させられたのかどうか。それが問題だw
おまけのおみくじは3回連続で大吉が出たので、大吉オンリーな仕様なのかなと思っていたら4回目で大凶が出ましたw
おまけのおみくじの種類は大吉、中吉、小吉、吉、凶、大凶の6種類かと。
おみくじの順番や種類って神社によってまちまちらしいですよ。
そういえば神社で天狗と会ったときの地の文にあった"無機物に宿って精霊に昇華した少女の話"っていうのはまた別の作品になるのでしょうかね?


>ノルカソルカ ~短編集~
>ナツマツリ
幸の中学校時代の話。今ほどやさぐれてはいないw
昔はもっと蔑んでいたみたいですけど。でも今より笑顔が多かったのは確か。
中学時代は今ほどネガティブ思考ではありませんでしたw
この頃幸は、妖怪の祭りに迷い込んだ際に一度天狗と会ってましたね。
天狗と出会ったことは忘れてしまいますが、この時の出会いがあればこそ走ることの楽しさを再認識して、この後起きる辛いことにもただひたすら幸せを信じ、努力すれば報われる世界に向かって走り続けることができたのかなと思いました。
──この夜(イマ)を駆け抜けろ!(ぇ

>雪桜
後の雪女こと、立花が人間だった頃のお話。
本編でも語られていた雪女を恐れて逃げた挙句に雪山で死んでしまった人たちのエピソード。
これは好きなエピソードですね。
無知からくる想像力や集団心理というものが一番怖いという教訓。
桜の花により一時は心が温まったものの家族には会えず人恋しいまま息を引き取った立花が、酷く冷たい手にも関わらず握り返してくれる人物、葵と本編で出会えたことで冷え切った心が安らかになれたのならそれほどいいことはないですね。

>縁側の猫
タマのはなs…って短ッw
というわけで円に憑いたタマこと猫又の話。
昔から何度も転生を繰り返し人に可愛がられていた猫はいつしか自分も人間になっていつまでも人間の側にいたいと願うようになりましたとさ。

>狐の嫁入り
コンさんの過去話。コンさんが一番不憫な気がするなぁ。
結局本編でも最後まで光に裏切られたと誤解したままだったし。
桜は雪桜に登場した五郎の娘ってことでいいのかな?
光の一族はコンさんの祖父が放った刺客に殺されているので聖は子孫ではなく生まれ変わりということなのでしょうか。それとも桜の家系?
とりあえず読み終った後に稲荷ずし買ってきて食べておきました。(・∀・)

>姥捨て山
目連さん誕生秘話。
正直、最初はどの妖怪の話かわかりませんでした。
読み進めている内にそういえば野盗から身を守るために目玉の妖怪の話をでっち上げた老婆の話というのが本編に出てきたなということを思い出して、あぁ目連さんかとw
本編では霞のためにできることがあると知って喜んでいたことから、昔の出来事から誰かの役に立つということに執着していたのかなと。

>逢魔ヶ刻
後の天狗こと、手玖羅が山伏だった頃の話。
この話は特に秀作ですね。
雫の芯の強さに感動した。手玖羅が持ってきた薬草を口に含んで毒がないことを証明する辺りは名シーンだと思う。
雫と幸は天狗を妖怪や神だと知っても見た目の年恰好が自分と大差ないという理由で物怖じせず接する点や不幸に立ち向かっていくところが似てるかも。
姓が桜宮ってことは雫は霞の先祖なんでしょうかね。母親も弓の名手っぽいし。

>アマツカゼ
幸の本編後の後日談。
陸上部結成のエピソードなどが語られます。

>おまけ
くじ引きの景品は以下の通り。
一番:猫の貯金箱
二番:日本人形
三番:万華鏡
四番:蛙の搾り汁
五番:天狗のお面
六番:下駄
プロフィール

ゆめと

Author:ゆめと
Seiza:Libra
TinoType:AB+
Home:千葉

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