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同人ソフト紹介~vol.30~『フリックドロップ』

記念すべき第30回目は【.17】さんの『フリックドロップ』です。
ジャンルはSFビジュアルノベルとなります。ヾ(*'¬'*)ノ

.17


【ジャケット画像】(クリックでサークルさんサイトへ)
『フリックドロップ』新ジャケット 『フリックドロップ』旧ジャケット

【以下、作品ページよりバックストーリー引用】


―――物語が始まる、約100年前の出来事である。


ある日、地球に巨大な隕石が衝突した。
赤く光る結晶は、大地と大気を蹂躙しつくし、人は滅びる一歩手前、否、足を踏み入れる事となる。
しかし何の因果か、それに手を差し伸べたのもまた、その隕石であった。
荒廃した世界の中、人々は隕石から、未知のエネルギィを発見したのである。
隕石はいつしか「フリック」と呼ばれ、そのエネルギィを求めた人々が赤い石の周りに集う。

「フリック」は数々の恩恵をもたらし、人の世は緩やかに再生の道を辿っていく。
やがて荒廃した外の世界からの断絶させるための大きな壁が出来、それは天高い空までのぼる。
フリックを真中に添えた街は、ある種の巨大なシェルターとして成長していった。
果ての壁と、造られた空に囲まれた、人の最後の街が出来上がっていく。

その再生と繁栄の中、一番の立役者は「ヒューマノイド」であった。
ある工学者の手によって創られたそれは、フリックを握り拳ほどの大きさに削ったモノを核とする完全自立型のロボットである。
荒れ果て、極端に人口の減った世界でヒューマノイドはよく働き、人の世界の復興へ尽力した。
ヒューマノイドという新たなパートナーを得た人類は、一度滅びかけたのが嘘であったかのように、目覚しい復興を遂げる。

―――そして、現在。
ヒューマノイドは、心あるロボットとして認知されはじめていた。
フリックドロップはそんな時代の、二つの物語。


>作品概要
上記のようなバックストーリーを持つ世界が舞台となります。
本編は、視点の異なるAsideとBsideの2種類が用意されており、
それぞれ1~10日の間で区切られています。
物語はそれらが互いに交差する形で展開していきます。
初めはよく理解できなくとも、
全く違った人物の目から見たシナリオを交互に読み進めていく内に、
作品の根底を成している一筋の本流が見えてくることでしょう。
ビジュアルノベルのため選択肢はありません。
公表プレイ時間は、20時間~30時間。

>グラフィック
キャラクタデザイン及び原画は『TinyStrain』のAnemosさん。
サイトはただ今Forbidden中です。
(」´o`)」カムバーック

>音楽
BGM作曲は、『白夜の語り部』の三滝航さんです。
白夜の語り部
センチメンタル、トラッド、ノイズ、ジャズと幅広い楽曲が勢ぞろい。
今作品のオリジナルサウンドトラックもM3などで頒布されています。
夏コミの搬入待ちで16時頃までスペース近くをうろうろしていたのは
今となってはいい思い出です。
結果としては、諸事情から搬入できなかったそうでして、本編だけ手にとって帰りましたw

>感想
イイハナシダナー。(;∀;)
感動系というよりは清涼系。読後感が清々しいですね。
各シナリオを一言で表すなら、
Asideが ボーイ ミーツ ヒューマノイド、Bsideが ボーイ ミーツ ロリータ(ぇ
直訳で『青年はロボ子と出会う』と『ショタはロリ娘と出会う』ですね。
人とロボットとの交流を描いたSF作品は、幾度となく発表され続けてきましたが、
その都度個々の作品ごとに様々な解釈や答えを出してきました。
その定番ジャンルの一つにこのフリックドロップという作品もまた、
それらに新たな1ページを付け加えることと相成りました。
私としては、公式サイトの用語集などは読まずにプレイすることをオススメします。
世界設定や専門用語などは作中だけで十分理解できるようになっていますし、
前知識なしでプレイした方がより楽しめるかと思います。
ただ、導入部分として、世界観を知るためにストーリーくらいは読んでおいていいかも。

>ネタばれ感想
>ストーリー全体
Asideを基準にして考えると、Bsideは10年後の未来の話になるんですね。
時系列の異なる2つのシナリオを交互に見せるこの構成は上手いと思いました。
特に10日目のフリック内における、AsideとBsideが重なる瞬間は、
この演出方法が最も効果を発揮したところですね。
10年の歳月を一瞬で縮め、各要素が繋がった時に感じる爽快感や事実を知ったときの驚愕、話の勢いを衰えさせることなく次へと繋ぐこの演出は、
Asideを見終わってからBsideを見たのでは到底成しえることができなかったのではないでしょうか。
Asideを最後まで見てしまうと、その後のBsideの展開が読めてしまうので、
CHORUSの邂逅までの10日間が冗長になってしまう恐れがあったかと思います。
ここまでの面白さを生むことができたのは、2つのシナリオを同時に進行させ、
本来なら過去にしか配置することができない伏線をお互いに張り合わせることで、
過去の伏線が未来で、未来の伏線が過去で、というように交互に補完し合った結果だと思います。
また、最後まで伏線を取っておくことで、読み手の想像力を刺激したことも要因かと。

初め、冒頭のモノローグはイロハのものだと思っていました。
寿命を迎えた人々を看取り、一人残された世界で終末思想に駆られている的な。
Bsideについては、Asideと同時期のジェシエス内の出来事を綴ったシナリオだと考えましたが、先のモノローグと作品のテーマでもある人とヒューマノイドのより良い関係性を視野に入れて考えると、必然的にやっぱり子どもの存在が必要になるかなと感じました。
そうなるとストーリー的にハルトはイロハの子どもになりますが、
ヒューマノイドは子どもは生めないので、ユウガと共に生み出したことになります。
そのため、最終的な目標というか到達点は、生殖能力を持つヒューマノイドを生み出すことができるか否かになるのかと想像しながら読んでいきました。
実際は冒頭のモノローグはリナリアのものでしたけどね。
一組のカップルがペアでいるだけではただの恋人同士ですが、
子どもという存在を介することで、
血縁関係にはない赤の他人同士であるはずのカップルが
その子ども含め家族という集団に変わります。
一般的に家族とは、配偶関係と血縁関係の繋がりを指すように、
やはり家族にとって子どもの存在は大きいようです。
ただ、血の繋がりはなくとも共有できる思い出や関係性があれば家族と呼べるような気もしますけど。
この辺りはデリケートな問題なのでなんとも言えませんが・・・。
当の本人たちがお互いに家族だと思っていればそれでいいのではないでしょうか。
そこに他人が口を挟めるような隙間はきっとないと思います。
つまり何が言いたいのかというと、
イロハ、ユウガ、ハルトはどこにでもいるごく一般的な普通の家族ですねということです。

ハルカ=アイカの方程式に気が付いたのは、いつ頃だったかな?
確か髪の色やカレー好きなことからソウラの関係者と予想は立てていたものの、
アイカはカレー嫌いだったので同一人物ではなく、
親戚か子孫くらいに考えていた気がします。
そういえば、終盤でアイカがハルカと語られる前に、
地の分でハルカのことをアイカと表記している箇所があったようなw
Asideでレインがアイカの名前を凄く遠そうな名前と誤って表現していたのは伏線?
ガイアは・・・もろノンノでしたねw

それにしても、別段野球が好きなわけでもないのに、
むしろ好きか嫌いかの二択で迫られたら嫌いな部類に入るというのに、
こういった作品内で登場人物たちが野球をすると熱くなるのはなぜだろう。
野球って青春の代名詞っぽいからでしょうか。

>キャラクター
好きなキャラは、未亡人のイロハ、アマネ、アイカ、ノンノかな。
イロハは地味じゃないよ。みんなを見守るために一歩引いているだけなんだよ。
当初はイロハが照れるシーンがかわいくてカウントしていたのですが、
途中でやめました。
なぜなら、比較的無表情であった彼女が徐々に感情を表現するようになっていき、
わざわざカウントする必要がなくなったからです。(*´_ゝ`)キリッ

アマネロリだよアマネ。(*´д`)
アイカロリだよアイカ。(*´д`)

ノンノはガイアになっても性格は変わっていなくてホッとしました。
絵師のAnemosさんがロリコン慎ましやかな胸が好みということもあり、
気品あふれる胸の持ち主が多い本作ですが、
見た感じ一番胸囲がありそうなのが、キョウというのはどうかと思います。
なんだかんだで説明オバサンなソウラも好きかもしれない。

あ、そうそう。
(U・ω・) 『ねぇ知ってる? 薄紫色のライラックの花言葉は初恋なんだよ』
と、豆シヴァも申しているように初恋なんですよね。
イロハの初恋、ハルトの初恋、そして恐らくアマネの初恋。
この花言葉の意味を知ったときはちょっと心揺れました。
きっとライラック構想の大部分は初恋で構成されてますね。
ちなみにリナリアも花の名前で花言葉は、"私の恋を知って下さい"
直球だw(;゚д゚)
アマネはアネモネかな?
アネモネの花言葉は色によっても違いますが、代表的なもので、
赤なら、"あなたを愛する"、白なら、"真心" とか。
イロハは物事の初めを表す "いろは" が元かな。

>音楽
"消えない言葉" が好きです。
アマネの演説など印象的なシーンで流れることが多かったですね。
"少女は食堂に行った"はどこか哲学的なタイトルですw

>シナリオ
サバゲーシーンはみんな活き活きしていて読んでいる方としても面白かったです。
あと、野球シーンもこれに同じ。
追加分シナリオは、アマネの両親のことと、キョウとJの会話が主ですかね。
これがあるかないかで、感情移入度が大分変わるかと思います。

ユウガとソウラの複製を示唆させる最後のくだりは若干蛇足感があったものの、
全体としては、ラストの階段ジャンプのように清々しい作品でした。
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